『ゆっくり学ぶ』P071-072,原文和译文如下
【日文】
学びつつあるとともに学んでしまっている
学ぶことには何か達成するべき目的があると普通は考えられていますが、これが自明のことなのか、むしろ、何かのために学ぶという考え方に問題があるということを前章で見ました。
学ぶことに限らず、人間の行動は次のようなものと考えられています。
人は何らかの目的に向かって行動しますが、目的は行動の行き着く先、行動そのものの「内」ではなく「外」にあります。そうした行動は目的に到達するまでは未完了で不完全です。そして、目的に到達すれば、行動は消滅します。
通学や通勤であれば、できるだけ早く効率的に目的地に到着しなければなりません。もしも移動の途中で事故に遭うなどして目的地に到着できなければ、その行動は未完了で不完全です。通学や通勤は学校や職場に行って勉強、仕事をするための手段であって、それ自体が目的ではありません。「なしつつある」ことではなく、何をどれだけの時間で「なしてしまった」かが重要です。
【译文】
学习的同时学会
学习通常被认为是为了达到某个目标,但在上一章中我们已经看到,这种观点是否显而易见,或者说,为了某个目的而学习的想法本身是否存在问题。
不仅限于学习,人类的行为通常被认为是这样的:人们为了某个目的而行动,但目的在行为之“外”,而不是在行为之“内”。这种行为在达到目的之前是不完整的。如果达到了目的,行为就结束了。
就像上学或上班一样,必须尽快高效地到达目的地。如果在途中发生事故,无法到达目的地,那么这个行为就是未完成的、不完整的。上学或上班只是去学校或工作地点学习、工作的手段,本身不是目的。重要的是在多长时间内完成了什么,而不是“正在做”的过程。